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Cinema雑感

新・旧映画レビュー
『サンキュー・スモーキング』
サンキュー・スモーキング
『サンキュー・スモーキング』 ★★★
(2006年 アメリカ 92分)
監督:ジェイソン・ライトマン
キャスト:アーロン・エッカート、マリア・ベロ、デヴィッド・コークナー、キャメロン・ブライト、アダム・ブロディ、サム・エリオット、ケイティ・ホームズ、ロブ・ロウ、ウィリアム・H・メイシー、J・k・シモンズ、ロバート・デュヴァル

タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う…。
                <allcinema ONLINEより>


あー言えば、こー

ロビイストって単語、初めて知りました。
ロビー活動(ロビー活動とは、各種職業団体、業界団体、財界団体などの利害関係者集団による、政治家に対する働きかけ及び圧力行動)を専門に職業として行う人だそうで、主人公ニックもその一人。
職業としているだけあってか、のっけから討論番組で敵対団体代表を論破していきます。

しかし、あんなに柔軟に発想できたらなぁ
周りが敵だらけの中あれだけ口が滑らかにまわる主人公は
口下手な私としては、羨ましい限りです。

笑える映画ですが、アハハと大口を開けて笑うというよりは
思わずニヤリとしてしまうような笑いですね。
ニックの息子が母親に対して、ロス行きの許可を貰うシーンなんか、
かなりニヤリとしました。

単なるオバカ映画ではないし、主人公の主張も映画コピーのように煙に捲くだけでなく、鋭いところを突いています。
ただ、メッセージ性がある訳ではないので記憶に残らないかもしれませんが・・・

テンポが良く、上映時間も短いのでお気軽に観れて楽しめる映画ではないでしょうか。
欲をいえば、もっと論破しあう場面を見たかったかな。
あと、おしゃれなオープニングは必見!?です。
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